24/100「もの」はどのようにつくられているのか?プロダクトデザインのプロセス辞典


f:id:hiromu2427:20181109114019j:image

 僕は,工学部に入った理由の一つは形のあるものを提供したいという思いがあったからです.また,大学でどのようにお金を稼ぐのかと思った時に手に職をつけたり,資格をとったりした方がいいと思っています.だからまず物はどのように作られているかを知り,自分がどのようなものに興味があるのかを知ろうと思ったため,今回の本を読みました.

 この本はものの作り方,特に大量生産のものの作り方を延々と書いている本でした.工学部の人でなくても,ものの作り方に興味のある方は比較的予備知識なしで読めるものとなっているのではないかと思います.あっと驚くようなものの作り方も載っていました.自由内圧成型加工はその一つで,なんと鉄をに空気を入れて風船のように膨らませるというものでした.このほかにもガラスの作り方だけでも4通りあったりなど,たくさんの作り方がありました.

 僕はこの本を読みながら感じたことはわからないを埋めていくことの重要さです.わからないことだらけですと,わからないことさえも分からないという状況に陥ってしまいます.まずは,わかるところを増やしていき,本当に今までにない,まだ誰も知らないところ,それを見つけることが重要です.ある人が言っていたのは,「今までにない新しいことをしたいなら,今までのすべてを知らなくてはいけない.そうでなければ新しいことが何が新しいかがいえないから.」私もその通りだと思います.この本ではものの作り方についてのわからないを埋めました.次はものの使い方のわからないを埋めたいと思います.