空き家の教室 まちづかいチャレンジ 9/21~23

 先週長野県大町市で行われた空き家の教室「まちづかいチャレンジ」に参加してきました.

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ここでは大町市にある四つの空き家を実際にどうやって使っていくか,具体的に11月10日11日に何をやるのかを4グループに分かれて二泊三日で考え,最終的にプレゼンまでもっていくというものでし他.私は池田町で町おこしプロジェクト,「池田つむぐプロジェクト」を行っているのでそこでの活動に生かせることを学ぶために行きました.
 二泊三日ではチームビルディングから始まり,どんな施設,サービスが大町に足りていないのかを考えたり,大町の資源,理想像なんかも考えました.

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 私はこの二泊三日で感じたことは,「やり足りない!」の一言でした.二泊三日の合宿形式でヒアリングなどもままならず,実際に大町に住んでいる人がどんな場所が欲しいと感じているのか,全くイメージできないまま終わってしまいました.ビジネスとして成り立たせようと最初は頑張っていましたが,徐々にお金がどれだけ足りないのかや,どれだけ稼がなくてはいけないのかがわかるにつれて,ビジネスとして成り立たせるのは難しいと言わざる負えませんでした.また,全く予想していない問題だった,誰がその場を運営するのかという問題があり,こちらも頭を悩ませる問題でした.

 私たちのグループでは大町市には気軽に立ち寄れる場所がないということで気軽に集まれる場所を作ろうとしています.そして11月10,11日では木箱づくりをしようという話になりました.木箱は椅子にも本棚にもなりますし,作ってもらった方にこの場所を自分たちが作っていくという意識を持ってもらうためにこのワークショップを開催しようとなりました.実は,私はこの案にとても不安を感じています.そもそも大町の人は気軽に立ち寄れる場所を必要としているのかや,気軽に立ち寄れる場所ってどんなところだ?と思ってしまいます.しかしやってみなければ分かりません!やっていくうちにあの空き家がどんな場所になっていくといいのかもっとはっきりと決まっていけばいいと思っています.

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                プレゼンの様子

 プレゼンが終了した後懇親会が開かれました.そこでいろいろな方ととても有意義な話をさせていただきました.ここで取り上げたいのは大町市役所職員の小沢さんです!

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 小澤さんは大町を良くするために本当に精力的に活動されているのだとお話を伺って思いました.小澤さんからは企業が大町で新製品をテストすることを誘致しているお話を伺いました.今,自動運転を大町に誘致しようとしていて,そのために金沢大学で研究をしている自動運転車に乗り込むところまでやってしまっていました(笑).自分がやろうと思ったことを実現するために万全を尽くすその姿勢に私は衝撃を受けました.あるときは地元の中学生とグーグルマップの写真を撮ったかと思えば,あるときはグループから機材を貸してもらって自分で山に登り頂上の写真を撮ってくるなど,本当に熱心に活動をされていました.勉強にも熱心で毎晩プログラミングの勉強をしていて,SNSなどでは一人広報といってどんな言葉や写真に世間の方が反応するのかを確かめたりなどいたるところから学びを見つけていました.そんな小澤さんと来年の7月13日に山登りをすることになっています.私はそれまでに何か小沢さんに伝えられるような成果かチャレンジをしたいです!小澤さんには多くのことを教えていただいていて,少しでもお返し出来たらという気持ちで経験を積んで山登りに備えたいです.そしてそれまでの間,小澤さんに教えていただいた自分がやろうと思ったことに万全を尽くす姿勢を忘れずに物事にチャレンジしたいです.