8/100 若者、バカ者、よそ者

 現在、社会に求められていることは更新(アップデート)ではなく革新(イノベーション)なのだと感じました!日本の企業は技術の向上という面では目を見張るものがあるのですが、新しい取り組みが生まれない、そのような問題を抱えているようでした。そのような現状を変えるのはその場のコミュニティに属さない若者、バカ者、よそ者です。現状を変えるために時には痛みを伴う決断を行わなくてはなりません。痛みを伴う決断はそのような人たちの方が向いています。若者には大胆さとエネルギッシュさがある。これらはスピーディーな決断や既存の考えにとらわれないものを産み出すなにかがあるかもしれないません。バカ者はチャレンジができるます。普通の人では失敗のことを考えてしまい躊躇してしまうようなことでも突っ込んでいけます。チャレンジしなければ分からないことの方が世の中には多いです。過去の常識にとらわれないバカ者がこの世界には必要とされています。よそ者にはクリティカルシンキングができます。彼らはよそのコミュニティから来たので、今まで常識とされてきたことすらも疑うことができるかもしれません。

 彼ら三者は現在のコミュニティからは外れている人であると思います。それによって一般の人からは見れない角度で物事を見ることができるのかもしれません。僕はこの本を読み、落合陽一さんが、以前言っていた「世界に一人か二人しかいない人に向けたサービスを考えること」を思い出しました。世界に一人か二人しかいない人たちに向けたサービスというのは100万人に向けたサービスよりも尖ったものになります。そういったサービスの方が難しいことにチャレンジしていたりするので将来、僕たちにもたらすものは多いそうです。一般的な範疇にとらわれないところで思考をする重要性はとても高いと感じました。コアな問題を考えていきたいです。