ミチカラ三日目

 ミチカラ三日目,最終日です.

 昨晩,皆さんが寝ずにアイディアを考えていたのを見ていたので,何となく自分としても,期待と不安が入り混じった感情でいました.会場の準備をしていても皆さんの気合の入り方が全然違うと思いました.そしてそこでも,Yさんは他の人が気に欠けないような小さいところであったり,発表している時を鮮明にイメージしながらやっていました.やはり,イノベーションを起こしていけるような人は他の人と違う視点から物事を見ているのだと思います.気を使いまくって(自然と)他の人とは違うものが見えてくる.すごい人も最初からすごいのではなく,普段からの積み重ね,綿密な準備があってこそイノベーションを起こしているのだとこの三日間でYさんからも他の人からも学ばさせていただきました.

 タイムキーパーとしては,昨日プレゼンをしている人と審査員の本気度に負けてしまい,おろおろとしてしまいましたが,今日はこっちも本気で行こう!と思ってやりました.しかもタイムキーパーをやるおかげで普段では聞けない話をとても近くで聞けるという役得もありました.(タイムキーパーをやっている間はまったく話を聞くことはできませんが)

 そしていざ始まってみると最初の質問からとても厳しいものがきて,自分としてもめちゃくちゃ緊張しました.しかし,それ以降は肯定的な意見が数多く来たので一安心しました.そしてプレゼンしている人の何がすごいかと言えば,皆さん昨日の中間プレゼンからアイディアを一ひねりも二ひねりもしてきたのがとてもすごかったです.課題が,本質の課題が何かをしっかりと理解して(当事者視点をしっかりと持って)対策を発表していたからこそ説得力も尋常じゃないし,実現可能性もとても高いと思いました.

 プレゼンが終わって,懇親会が始まっていろいろな方とお話ししていただきました.そこで皆さん口をそろえて,今日の朝にアイディアが思いついたんだと言っていて,衝撃的でした.多分そこまでの積み重ねがあったからこそそのタイミングでアイディアが出てきたのだと思います.そして,何よりもうれしかったのがある人に「君の真面目さは何かを生むかもしれない」と言われたことでした.この言葉のおかけで何となく自分がやるべきことも見えてきました.終わった後にも何人かの方からメッセージをもらい,この経験を無駄にはしてはいけないと思いました.このブログもその一環にしたいし,Yさんに薦められたのですが.

 のほほんと生きていたら何も生み出せないし,経験も無駄にしてしまう,成長の機会を失ってしまう,必要なのは誰よりも努力すること,そう思いました.ていうかそれ以外に他の人に勝てるところが見つからない!まあ,少しづつ頑張っていきたいです.