とりあえず思ったことを書いてみました

 最近,面白いことが多すぎて困ってます!

 インプットはあるのですが整理がついておらず自分の中に落とし込めていないことに気付いたのでつらつらと思ったことを書いていきたいと思います.とりあえずは時系列ごとに行ってみます.

 

 11月2日には井戸聞多さんが地域ブランド実践ゼミの授業に来てくださり,チームビルディングのお話をしてくださりました.チーム,ミッション,ビジョンビルディングが出来ているチームはよい成績を残せる,ラグビーのチームを率いている井戸さんの経験談からのお話で説得力が違いました.今,私はHult Prizeというプレゼン大会?のようなものに出ようと準備をしています.そこで四人組を組みミーティングを毎週行っているのですがあまりうまくいっていません.原因はチームビルディングがうまく行えていないからだと思います.みんなで向かうべき道のりが見えていないのです.それぞれがそれぞれの目標達成のために考えているだけでチームになれていないと思います.井戸さんはそのことに気付くきっかけを下さりました.一回やってみようと思います.また,井戸さんの「その時の思い,言葉は流れていってしまう.書き留めることを忘れない」という言葉は私の心にグサッと刺さりました.

 

 11月9日にはmanmaの新居さんが授業に来てくれました.新居さんは大学一年生の頃に起業して今までずっと会社を経営なさっていました.印象的だった言葉は「金の斧,銀の斧,どっちなのか迷っているのがもったいない.仮決めして走ってみよう!」という言葉です.新居さんは自身は一年生の時は口ばかりで行動に移していない学生の一人だったと言っていました.そんなときにある人から言ってるばかりじゃなくてやってみたら?といわれたことで起業したそうです.新居さんの背中を押した言葉はいつかやろうはリスクが高い,という言葉だったそうです.学生の今だから一番リスクの低い状態で企業ができるということに気付いたそうです.そこからは走り続けて今に至ります.(いろいろあったようですが割愛します)そんな新居さんから大学一年生の僕らに贈られた言葉が「走ってみよう!」,響かないわけない.出来るかどうかなんて考えている暇なんてない,やらねばそう思い,企業への思いを一層強くしました.そしてとりあえずやれることとしてイベントをどんどん開催していこうと思います.

 

 11月10日は熱中小学校でした.熱中小学校とは全15回の授業からなるセミナーで7歳の目から世界を見るというのがコンセプトで進められています.今回は三回目の授業であのG-SHOCKを作った伊部菊雄さんと元オフコースのドラマーである大間ジローさんがお越しくださいました.

 伊部さんはG-SHOCKは「落としても壊れない」という明確なビジョンがあったからこそあそこまではねたと仰っていました.二日連続でビジョンの話をされるとそろそろこの僕でもビジョンがいかに大切かわかってきます.後ほどビジョンと哲学の話を少しだけしたいです.話を戻しますが,伊部さんはロングランの秘訣として以下の三つを上げていました.価値を伝えるファンづくり,商品が進化する価値,いつの時代にも通用するコンセプト,ここで掘り下げていきたいのはいつの時代にも通用するコンセプトです.伊部さんはこれは10文字で伝えらるものだと言っています.というより,商品や業界のコンセプトを10文字まで減らすと余分な贅肉が落ちて普遍のテーマだけが残るというものです.逆を返せば10文字で言えなければそれはまだまだコンセプトの核心を自分で捕まえ切れていないということです.ここまではスキル的な部分を伊部さんから学びましたが,伊部さんから一番学ぶべきところはやってみるから始めたことだと思います.企画書を出してしまったからやらざる負えなかったのかもしれませんが,やってみることで今までになかったものができた.そのことはいつになっても重要なのではないかと思います.

 

 11月11日は大町の空き家の学校の実際にやってみる企画の日でした.行ってみたら木箱を延々と作らされ,勝俣先生を少し恨みました.とりあえず作り方としては,①板の角をやすりで落とす②板に鉛筆で穴あけのしるしをつける③穴をあける④ねじで止める⑤ペンキを塗る⑤ニスを塗る

 こう書くと簡単そうに聞こえますがめちゃくちゃ大変です.まずやすりがけがめんどくさい.時間がかかるし,粉が出て服は汚れるし,単純に疲れるし,いいことがありません.しかも1箱につき四枚もあるので本当にめんどくさい.ねじで止めるのも力を使います.万力で二枚の板を止めながらねじで止めていくのですが全然きれいにいかない.電動でねじを締めてくれる機械があるのですがそれがなんとも自分のいうことを聞かない.思ったところと全然違うところにねじを止めてしまう.(パワーがすごいから手ぶらがすごいのだと思います.)そこまで終わってしまえばあとは色塗りなので楽なのですが作り終えてみるとあんなに頑張ったのにこんなに見栄えが悪いのかと思ってしまう出来栄え,なんともやる気をなくします.そんなときに勝俣先生からの一言「これがDYIだよ.」なんともずっしりと重みのある言葉でした.インスタ映えの裏にこんな努力があるとは...皆さんもDYIに挑戦するときはご注意を.

 

 11月16日には宇野さんが授業に来てくださいました!教育で地方を変える,教育の持つパワーを感じる授業でした.宇野さんが仰っていた言葉は本当に金言ばかり.「人生は全て縁でつながっている」「口に出すことからすべては始まる」「行動量と縁は比例する」「生き残りではなく魅力化」「課題解決を目的として動いている人はいない,ワクワクを作ろう」,まだまだあったと思いますが,私はあの日少し体調が悪くすべてを書ききれませんでした.何という馬鹿なことを!まあ,そういっても話は進まないのでとりあえず宇野さんの授業を思い出してみると何がすごかったのか思い出してみると,私の理解が確実についていっていることです.普通講義だとすべてを理解することは難しいです.集中力の問題や言葉選びのセンスによるものによってよくても8割理解出来たらいい方なのだと思います.しかし宇野さんの授業は余すことなく理解できた気がします.(少なくともその場では)それはワークショップのタイミングの的確さや,言葉選びのセンス,パワーポイントの見せ方などいろいろあると思いますが,僕は宇野さんの人柄が大きいのではないかと思います.強要しない,尊重する,けれど思いはきちんと伝える,そういう姿勢による僕たちとの距離感がとてもちょうどよかったのかなと思います.宇野さんのあのような人柄だからこそ縁がつながっていくのだと思い出してみて改めて思います.あの宇野さんに会いに行きたい!だから僕は島根まで会いに行ってきます!もっと宇野さんといろんな話をしたい,気付きを得たい,いろんなことをしてみたい,そう思ったら行かないわけがありません.必ず宇野さんに会いに行こうと誓った日でした.

 

 ここからは池田つむぐプロジェクトの発表とHult Prizeというビジネスコンテストで忙しくなりそうです...

 ブログをどれだけ更新できるか分かりませんが少しずつ頑張ります。